gokutsubushit’s diary

精神障害者が年金もらいながら、30半ばにして子供産むことになった。

リーマスの大量服用(OD)に関して

これはあくまで個人的な体験を綴ったものなので、参考になるかはわからないが、

一つの例としてあげておく。


三月の下旬にリーマスを700錠服用。普通なら吐いてしまうところかもしれないが、大塚製薬のOS-1で流し込んだので、吸収が早く、嘔吐することはなかったんではないかと思う。

ただ、ODに関する記憶はほとんどない。ODする三日前位の記憶からすこんと抜け落ちている。死のうとか死にたいとかは全く思っていなかった。無意識のうちにそういった行動に走ってしまったのだと思う。

で、翌朝救急搬送され、1週間ちょっと昏睡状態、二回の透析後意識は回復するものの、自分的にはその後一週間の記憶は全くない。

ODから二十日ほどすぎてやっと自分的にも意識が回復。とはいえ幻聴幻覚?なのかな?が現実におり混ざってきて何が何やらよくわからない状態で、てんしょんは子供のようにはしゃぎ気味だったという。

それからなんとか頭もまともになってかて、寝たきりだったからリハビリなどうけて、さらに一週間後には退院できたわけだが、担当医にいわせれば、非常に希なケースで死んだり、しにはしなくても脳に機能障害が残ったり、このまま植物状態になっていてもおかしくなかったそうな。まあ、血中濃度9.8までいってるからそら死んでても何もおかしくなかったのだろうと思う。

寝てるあいだは気味の悪い夢ばかり見た。

他に困った症状としては、肌がボロボロになったこと。毛穴という毛穴に角栓がつまって触ると岩のような感触だった。

これは時間が解決したが、あまりにひどかったので、美容外科に何度か通った。いまはすっかりよい。

あと悩ましかったのが、抜け毛である。

手櫛で通すとごそっと抜け落ちて、頭皮が透けて見えるような状態だったので、直に生え変わると思っていても恐怖を感じた。今は新しい毛が生えてきているところだ。


薬で死ねたらこんなに楽なことはないが、未遂に終わる可能性が高いようである。もちろん私より少ない量でも死に至る人はいるだろうし、それはもう人それぞれなのだろうが、失敗して、障害が残った時のことをかんがえるとちょっと気は引ける。

まぁ、実行するときはまともな精神状態ではないので、そんなことまで考えたりはしないが。

リーマスは2.5を超えてくると中毒だと言われるような薬のようだが、人の生き死にはこればかりはわからない。

わたしもなぜしねなかったのかと恨めしく思うこともあるが、とにかく自分という主体が侵されている状態なので、抗うつ剤の力も借りながら今はなんとか乗り切るしかない。

根本の問題に取り組むのはそれからだろうと思う。

問題を抱え込んでしまったのは、私のせいでは全くないのだが、自分しかどうにかできないのだろう。

理不尽な話だが、とかくこの世は儘ならぬ。